では、体内時計は、この1時間の差をどうやって埋めているのでしょうか?その調節をしているのが「朝の太陽の光」です。朝日を浴びた瞬間に、人間の体内時計は25時間から24時間に修正されるようになっているのです。週末にセラトニンをして、スッキリ月曜日をむかえられると思ったら、逆に体がだるなったという経験はありませんか?これはセラトニンをするのが悪いのではなく、寝過ごすことによって朝の太陽の光を浴びることができなかった結果、体内時計がずれてしまうからなのです。仮に、土曜、日曜の2日間、朝の太陽の光を浴びなかったとすると、体内時計は2時間ずれてしまいます。普段、朝6時に起きている人は、朝4時に起きるような感覚になってまうのです。昔から「朝は早起きして、朝日を浴びましょう」といわれますが、これは医学的にも根拠がある話です。朝日を浴びることによって、体内時計は毎日、修正されているのです。

 

つまり、労働過多のストレスが、睡眠時間に影響したものだと思われます。ですが、2008年になって、この状況が一変しました。派遣切りなどが進み、逆に残業がなくなりました。私は、今現在のビジネスパーソンのストレスは、失業などに怯えるストレスなのではないかと解釈しています。
ストレスがかかるとコルチゾール、つまり興奮系のホルモンが起きている間に
高まり、次第に一日中高い状態になります。
すると、睡眠の質が悪くなり、睡眠時間も短くなってしまいますまた、人間はストレスがかかると、大脳皮質の神経細胞に負担がかかります。
こうしたストレスがかかり続けると、脳が疲れ、自律神経を圧迫してしまいます。